- 担当範囲
- ブランドスローガン策定,コーポレートサイト制作,採用サイト制作,パンフレット制作
- URL
- https://www.tanseitdc.com/
- CD:岡嶋航希(ランニングホームラン)
- C:望月さやか,寺本涼馬(ランニングホームラン)
- AD+D:山下衿子
- PH:竹之内祐幸
ABOUT CLIENT

丹青TDCは、内装ディスプレイ業界大手である丹青社グループの筆頭子会社として、空間づくりの施工管理を担う技術者集団。顧客の想いを具現化する管理技術力と圧倒的な実現力を強みとする同社は、2025年度より新たなオフィスで業務をスタートしました。それに先立ち、改めて自社の根幹にある想いを言語化し、社内のコミュニケーションを促進するとともに、社外に向けて自らの提供価値を伝えていくべく、ブランドコンセプト策定プロジェクトが始まりました。
NEEDS

空間づくりの施工管理という業務特性上、施工現場が主戦場であるためにオフィスで社員同士は顔を合わせることが少なく、部署間の連携や技術の俗人化に課題がありました。また、経営方針について意見したり想いを伝える機会が少なく、組織としての一体感も薄れつつあり、新オフィスへの移転を契機にあたらめて働き方や風土の改革に乗り出す必要がありました。
CONCEPT

策定したブランドコンセプトは「一途に生み出す。」
全社アンケート、経営層へのヒアリング、そして社員の方々が主体となったワークショップを経て丹青TDCらしさを抽出。見えてきたのは、社員の方々が当たり前に取り組んでいる空間づくりへのこだわりでした。それを「一途に生み出す。」というブランドコンセプトとして言語化し、一人ひとりが持つあくなき探究心や細部へのこだわりを根幹にある価値観として表現しました。丹青TDCが持つ「一途さ」を社内外に浸透・発信していくべく、ブランドコンセプト策定プロジェクトはウェブサイトのリニューアルやパンフレットの制作へとフェーズを移行していきました。
一途に生み出す。
たとえ誰にも気づかれないような細部でも、妥協できないこだわりがある。
1mmのズレ、質感の微差、工程の順序、資料の読みやすさ……
それは一人ひとり違う。でも、向かうところはただひとつ。
いい空間を生み出したい。美しく、使いやすく、安全で、心を動かす空間を。
だからこそ胸を張り、語り合う。それぞれのこだわりが受け継がれ、
組み合わさり、進化して、また新たな空間を生み出すと信じて。
私たちは想いをカタチにする技術者集団。
どんな状況でも、期待以上の空間を実現してみせる。
空間づくりへの一途さこそが、私たち丹青TDCらしさだから。
SOLUTION

「一途に生み出す。」というブランドコンセプトのもと、コーポレートサイトと採用サイトをフルリニューアル。前者では丹青TDCの「一途さ」を社員の皆さまのまっすぐな眼差しと横に伸びるラインのグラフィックで表現。後者においては、太く力強い線で事業のダイナミックさを訴求しました。「一途さ」というコンセプトのもとに、タッチポイントごとに表現を調整しています。
また、新オフィスの設計でもブランドコンセプトは根幹にある思想となりました。課題であった社内コミュニケーションを促進するためにフリーアドレス制を導入し、社外の協力会社の方々と一緒に仕事に打ち込める共創エリアも設置されました。
新オフィスのお披露目会で配布されたパンフレットでも、「一途に生み出す。」のブランドコンセプトを表現。言葉に込められた思い、策定の背景、これから目指していく未来を各ステークホルダーに向けてメッセージしています。
さらに、ウェブサイトや新オフィスのサイネージで放映しているコンセプトムービーでも、社員の方々一人ひとりがもつ「一途さ」にフォーカスし、丹青TDCらしさを直感的に訴求しています。
