- 担当範囲
- コンセプティング・ディレクション・撮影・キャスティング・広報マーケ戦略・LP制作
- URL
- https://2024.ringne-festival.com/
- イマーシブコンテンツ コンセプトメイク、プロデュース、広報/マーケ戦略、LP制作:澤海渡(ランニングホームラン)
- 「根之間」ディレクター+企画+カメラマン:齊藤由空(ランニングホームラン)
- 祝詞制作:rin narita
- 原作・総合監修:アメミヤユウ
- 総合プロデューサー:サカキミヤコ
- アートディレクター:西原雨天
- 体験UX:森山晴介
- 約190名のクリエイター陣
ABOUT CLIENT
※本案件はクライアントワークではありません
イマーシブフェスティバルRingNe-第2章-は「体験小説」という没入型コンテンツの新ジャンルです。体験小説は”体験作家”アメミヤユウの描いた仮想の世界を描いた小説世界を、フェスティバルやイマーシブシアターなど様々な形態で現実の体験として開き、その場で起きたことを小説に追記することで完結する、アメミヤユウ独自のリレーショナルアート作品です。すべての関係者は公募で集められ、物語の文間をそれぞれの解釈で想像し創造します。
体験小説について詳しくはこちら: https://note.com/in_the/n/na952355f311f
NEEDS
全体のプロデュースを担当している人間に誘われ本プロジェクトにジョイン。小説の中で出てくる「植物信仰の団体」を中心とした話ということもありストレートに表現するとセンシティブになり得るコンテンツ。原作のメッセージ性をそのままに、いかにエンターテイメントとして昇華するかが重要なテーマとなっていました。「体験小説」の本質や、取り扱う小説の内容を鑑み、昨今トレンドである「イマーシブ」を基軸にクリエイティブ力を引き上げていく方針を立て、コンセプトの策定に着手を始めました。
CONCEPT
イマーシブエリアの制作において定めたコンセプトは、
「縦の異文化体験」
海外での異文化体験を「ヨコ(空間)の移動」によって味わえる体験に対して、イマーシブフェスティバルでの異文化体験は「タテ(時間)の移動」によって味わえる異文化体験と定義。現時点では、どこの土地でも存在しない伝統、慣習、暮らしを緻密に設計し、その空間を自由に楽しんでもらう。そうした土着性とSFによる新規性を両立させる、本来だと両立し得ない様々な要素を両立させる全く未知の取り組みとして体験小説「RingNe-2章-」を再解釈することで、「信仰」を扱うことをエンターテイメントとして魅力的な形で訴求できる形に。このコンセプトを打ち出し、新規のリクルーティングや体制変更などを行い風土を改革することで、 熱量・技術力共に高いクリエイターが最終的に200名が集いました。
SOLUTION
加えて、もともと「RingNe Festival」という名称で打ち出していたところ、「SF小説を現実に具現化する」特性が最も言い表せる「イマーシブフェスティバル」という新名称を打ち立てることで多くの人々に訴求されやすい形にブラッシュアップ。SNSでの閲覧数・いいね・リツイートなどが前年度より飛躍的に伸びるなどマーケティングとしても大成功。チケットに関しても完売するなど、コンセプトを軸に体験や訴求を尖らせたことによる成功事例となりました。