
- 担当範囲
- 企画・構成、ディレクション、コピーライティング
- 制作期間
- 約5ヶ月
- URL
- https://recruit-manufacturing.kokuyo.co.jp/
- AG:キャリタス
- C,DR:濱田あゆみ(ランニングホームラン)
- D:上村文美(ありがとう)、古田ナツ子(ありがとう)
- EN:恩田大輔(ODOWEB)
- PH:藤薮悠記
技能職採用の存在を多くの高校生に伝えるために
コクヨグループでは、各工場で高校生向けに技能職採用を実施しているものの、これまで採用ツールを活用したことがなく、高校生へのアプローチ範囲が限定されてしまっていました。コクヨが技能職採用を実施しているという認知を拡大すべく、専用LPとパンフレット制作のご依頼をいただきました。

入社への安心感につながる工場の魅力訴求ツールに
高校生採用には1人1社制というルールがあり、高校生たちは社会についてあまり知らないままに就職してしまう人がほとんど。そのため、自分たちと年齢の近い社員が生き生きと自分らしく働いている様子を伝えれば、未来への安心感を感じてもらいやすいと考えました。
各工場へのヒアリングを通して分かったのは、若手社員が多く活躍していることがコクヨの技能職の強みであること。若手社員が生き生きと働いている様子をビジュアルを通して表現し、「工場には身近に憧れとなる存在がいる」ということが伝わるツールに。
また、コクヨは文具メーカーとしての認知度が高く、学生にとっても身近な存在です。このアドバンテージを生かし、働く場所としても安心感を感じてもらえるようなデザインやコンテンツを通して伝えるべきだと考えました。

LPとパンフレットの両面から
“身近さ”や“憧れ”の醸成を図る
今回制作したのは、LPサイトとパンフレット。LPサイトは高校生がいかなるタイミングでも技能職採用の情報が得られる通年のタッチポイントとして機能させ、パンフレットは先生から生徒、保護者へと情報を伝達できるツールとしての役割を持たせています。
それぞれの役割を踏まえ、LPサイトではコクヨについて深く知らずとも会社や技能職採用について気軽にインプットできるコンテンツ設計に。各所に社員の皆さんが登場し、サイトを案内してくれるかのような演出で、工場への安心感を醸成できる雰囲気づくりを目指しました。
パンフレットは学校に大量に届く他社のパンフレットに埋もれないよう、表紙を高校生にとって馴染み深いキャンパスノートを採用。つい手に取ってみたくなるデザインで、コクヨについて知ってもらうきっかけをつくりました。
これまでは学ぶあなたを応援してきました。これからは働くあなたを応援させてください。
という冒頭コピーを起点に、コクヨを「文房具メーカー」から「自分が働く場所」へ捉え方を変えてもらうためのパンフレット構成にしています。また、「あの文具使ってた!」とコクヨの身近さを再認識してもらうために、製品紹介ページの写真は床一面に文房具を並べ、身近さやワクワクした雰囲気を感次させるトーンに仕上げました。
