老舗貴金属メーカーの、
寡黙で職人気質な法人格を表現する
寡黙で職人気質な法人格を表現する
CLIENT - 石福金属興業
PROJECT - コピーライティング
COPYWRITING
OUTLINE
- 担当領域
- コピーライティング
CREDIT
- CD 吉田 法央(ジョルノ)
- C 恩田 貴行(ランニングホームラン)
- D 松井 北斗(hook)
ABOUT CLIENT
石福金属興業は、純金や白銀、パラジウムなどの貴金属加工を得意とするリーディングカンパニー。貴金属というと宝飾品をイメージしがちですが、実はその多くが機械等の加工品に用いられています。特に石福金属興業は、医療器具の先端やICチップの構成材料、自動車部品など、数えきれないほど多くの製品開発に携わってきました。
NEEDS
そんな石福金属興業ですが、さまざまな製品開発に貢献しているにもかかわらず、産業界への貢献がほとんど認知されていないという課題を抱えていました。その課題を解決するため、10年以上前から使用してきた会社案内の刷新というシンプルなオーダーをいただいたのですが、これを機に構成やデザインを変えるのみならず、石福金属興業の法人格を示すツールになることをテーマに開発が進めていくことになりました。
CONCEPT
打ち立てたコピーは、「ものづくりの純度を高める。」
主力商品である限りなく純度100%に近い純金づくりから見える、石福金属興業が持つ“混じり気のない想い”を、そのままシンプルに伝えるコピーを作成しました。
SOLUTION
石福金属興業社が持つ「職人気質」という法人格を真っ直ぐに伝えていきたい。そのような考え方から生まれたのが、キャッチ、リード、写真だけで構成された、無駄な物の一切をそぎ落としたデザインです。海外からの発注も見据え、会社案内は日本語と英語が同一ページにレイアウトされる設計としましたが、それを入れても紙面は限りなくシンプルにしました。また、言葉の設計面に関してもそれは同じ。できる限り、真実をありのまま伝えること。誠実なスタンスを感じさせること。限られた文字数の中で、石福金属興業社のすべてを伝えるために、全ページの見出しキャッチは数百案のコピーを比較しながらフィッティングを行いました。