- 担当範囲
- スローガン開発・タブロイド制作
- AG:IAM
- CD:岡嶋航希(ランニングホームラン)
- C+DR:加藤寛大(ランニングホームラン)
- D:高橋彩基
ABOUT CLIENT

リアルゲイトは、築古ビルをリノベーションし、オフィス空間を軸に再生している企業です。これまで手がけてきた物件は、100棟以上。それぞれの物件が持つ歴史と個性を大切にしながらも、カフェやショップなどもプランに組み込むなど、柔軟で新しいオフィス空間を作っています。2021年に株式会社サイバーエージェントのグループ入り、2023年に東京証券グロース市場に上場するなど、目まぐるしい成長を続けている企業です。
NEEDS
昨今、大手の参入などにより、デザインオフィスを作るプレイヤーは増え続けています。レッドオーシャンになりつつある市場の中、不動産オーナーや利用者に選ばれ続ける存在でいるために。リアルゲイトがこれまで培ってきた価値・独自性をスローガンとして言語化し、PRの軸にしていきたいというご依頼をいただきました。また、組織が急速に拡大するにつれ、組織風土の醸成・浸透が難しくなってきているという課題も抱えていました。
アウター・インナー双方に機能する、PRの軸となる言葉を作るべく、スローガン開発を行いました。
CONCEPT

打ち立てたスローガンは「FIRST ENGINE」。
リアルゲイトの携わった物件を訪れると、お洒落なだけでなく、そこには「賑わい」が確かにありました。なぜその賑わいが生まれているのか。ヒアリングで明らかになってきました。
- 企画から運用まで一貫して手がけるため、利用者の声を素早く反映できる。
- 施設を運営する中で、心地よいパーソナルスペースを日々検証し、空間をアップデートし続けている
- 物件に多数のショップ・ゲストを招き、マルシェやDJイベントを定期開催している
- 社内にクリエイティブチームやPRチームがあり、Webサイトや冊子の制作、SNSの運用など、PR施策を幅広く行っている
物件の特性を活かした高品質の空間を作ることはもちろん、作った後、「賑わい続ける場所にするためにできることなら何でもやる」という気概と泥臭さがリアルゲイトにはありました。実際、一般的なデザインオフィスの稼働率は70%~80%程度なのに対し、リアルゲイトの作る物件の稼働率は98.7%。デッドスペースがほとんどありません。
古いビルに新たな息吹を吹き込む。その空間を生かし続けるため、泥臭く、絶え間なく、動き続ける。リアルゲイトのバイタリティと街づくりに対する姿勢を、熱を動力に変え、自分よりも遥かに大きな駆体を動かす“エンジン”と、リスクを恐れず飛び込む勇敢な一羽“ファーストペンギン”になぞらえて表現しました。
SOLUTION

作成したスローガンをテーマに、関係者向けのイベントを開催。
スローガンをもとにしたトークセッションの実施、タブロイドの配布などを通じ、リアルゲイトの空間づくりに対する姿勢を伝えていきました。
