
- 担当範囲
- コンセプトメイク、サイト内ライティング
- 制作期間
- 約2ヶ月
- URL
- https://kyukaruizawa-kikyo-wedding.com/
- AD:野崎真広、湯田勇樹(ともにグロウ・リパブリック)
- C:濱田あゆみ、寺本涼馬(ともにランニングホームラン)
旧軽井沢の原風景を残した
隠れ家ホテルのウェディングサイトをリニューアル
古くから別荘地や避暑地として親しまれている軽井沢。中でも旧軽井沢は自然や古き良き街並みが多く残され、人々の心を癒してきたエリア。旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトンは、その名の通り旧軽井沢の一等地にひっそりと佇むコンパクトホテルで、結婚式と宿泊がセットになったステイウェディングが人気のホテルです。
今回ホテルのウェディングサイトをリニューアルするにあたり、アウター向けのコンセプトメイクから、ホテルの世界観を伝えるべくサイト内のライティングまで一貫して担当させていただきました。

現地で体感した旧軽井沢KIKYOならではの空気を
言葉に落とし込む
旧軽井沢KIKYOで式を挙げる方の7割が家族婚で、都心部から訪れる方がほとんど。結婚式では着飾った自分を見せるのではなく、落ち着いた自然の中で、大切な人たちにきちんと感謝の気持ちを伝えたい。そんな願いを持っているお客様に向けて、旧軽井沢KIKYOはどのような体験価値を提供できるのかを探るべく、現地を視察しました。
会場を回る中で感じた魅力は大きく二つ。一つはゲストとの距離の近さです。ゲストからの祝福が直接伝わるサイズ感のチャペル。ゲストと同じ目線の高さで、互いの表情が見えやすい披露宴会場。ゲストと過ごす時間を大事にしたいお客様にとって大きな魅力となると感じました。
もう一つは旧軽井沢に原生する苔と白樺をそのまま生かした苔庭。このような庭があるのは軽井沢エリアの中でも旧軽井沢KIKYOだけ。遠くから足を運んでくるゲストに旧軽井沢の本物の自然を楽しんもらう。旧軽井沢ならではのおもてなしができる苔庭は、コンセプトをつくるにあたって鍵となると考えました。
二つの魅力を踏まえながら、現地で感じた旧軽井沢KIKYO独自の雰囲気、例えばしんとした空気や清々しい苔の翠色、吹き抜ける風の心地良さなども表現できるように、コンセプトを制作。
出来上がったコンセプトは「時そよぐ翠庭」。
都会の忙しい喧騒から離れ、風がそよぐように緩やかに流れる時間の中で、大切な人たちへ伝えたかった想いを伝える。旧軽井沢KIKYOだからこそ味わえる時の流れや景色を体験価値としてコンセプトに落とし込みました。ライティングでは現地で体感した旧軽井沢KIKYOや旧軽井沢という土地の魅力を情緒と合わせて伝わるよう表現しています。
