エレファントストーン社は、2011年創業の映像制作会社。お客様の業種や制作する作品ジャンルを問わず、企業ブランディング動画、会社紹介映像、採用動画、Web CMなど、幅広く制作を行っています。その魅力は、類まれなるバランス力。センスだけに頼ったアート性の高い映像制作でも、逆にロジカルで説明的な映像作品でもなく、“クライアントの想い”をいかに最適化するかを最も大切な意思決定軸として、映像を創り上げていきます。

そんなエレファントストーン社からお声がけいただいたのは、遡ること2015年。webサイト制作のタイミングで、LIG社経由でキャッチコピーの作成をご依頼いただきました。

そこで社長をはじめ社内のキーパーソン複数名に取材を行ったところ、創業当時から会社を知るメンバーにはDNAが息づいているものの、新入社員にはまだ浸透しておらず営業先などで自社を語ることができていないという課題が浮かび上がってきました。急激に事業が成長し、社員が増加した結果、外部から会社の魅力が薄まって見えてしまう。そんな問題を解決させるために、まずはWEBサイトスローガンを作成し、その後会社案内の制作を行うことになりました。

打ち立てたコピーは、「FORCUS ON YOUR HEART / あなたの想いは象れる」。

コピーを制作するにあたって社長の鶴目様や社員様へのヒアリングを重ね、想いを汲みとっていったところ、エレファントストーン社が最も大切にしているのは“クライアントの想い”であり、その想いをいかに最適化するかが意思決定軸であることが分かりました。そこで、そのスタンスを丁寧に言語化し、『FORCUS ON YOUR HEART / あなたの想いは象れる』というコピーを打ち立てました。

WEB用のスローガンとして制作した言葉が『FORCUS ON YOUR HEART / あなたの想いは象れる』というコピー。センスに頼った映像づくりではなく、あくまで顧客の悩みや魅力に寄り添って映像制作を行うスタンスを表現したスローガンです。パンフレットでは、その言葉に込められた“カタチのない想いを象る”を軸に、全頁が異なる版型になるパンフレットを作成。また、社名がイギリスのロックバンド「ストーンローゼス」の曲に由来している点を考慮し、パンフレットはレコードジャケット風に設計。映像制作の事例もすべてレコード盤を模した用紙の裏面に情報を掲載し、事例集は実際にレコードを入れるスリーブケースを購入することでリアル感を醸しだしました。

そのほか、エレファントストーン社が手掛けていた映像による地域ブランディング『フィルさと』及び、映像マーケットのトレンドを発信するキュレーションメディア『ZOOREL』のCI/VI策定のお手伝いもさせていただきました。いずれも同社のスピリットから外れぬよう注意を行った上で、同社らしいサービスネーミングを行なっています。