- 担当範囲
- 企画・構成・コンセプト開発・デザイン・ディレクション
- 制作期間
- 4ヶ月
- Creative Director / Copywriter :恩田 貴行(ランニングホームラン株式会社)
- Director / 望月 さやか、南口 真輪(ランニングホームラン株式会社)
- Assistant / 山田 悠喜、種 裕眞(ランニングホームラン株式会社)
- Art Director / Designer:岡田 和朗、鈴木 寅純(ありがとう株式会社)
エレファントストーン15周年イベント『ELEPHANT CIRCUS』の企画・制作。
映像制作会社として、多くの企業やサービスの想いを形にしてきたエレファントストーン。私たちランニングホームランも、まだ社員数十数名だった頃から、採用ブランディングや企業ブランディングなど、さまざまなプロジェクトをご一緒してきました。そんなエレファントストーンが迎えた15周年。今回私たちが担当したのは、その節目を祝う周年イベント『ELEPHANT CIRCUS』の企画・制作です。イベント当日は約500名が来場。クライアント、パートナー企業、OB・OG、そして社員のご家族まで、多くの方々が会場に集まりました。このイベントは、15年間支えてくれた人たちへの「感謝」を伝える場。しかし、ただ感謝を伝えるだけではエレファントストーンらしくありません。
そこで生まれたのが、「サーカス」というコンセプトでした。社員一人ひとりの個性や才能が集まり、誰もが主役になれる場所。そして、訪れた人たちが思わずワクワクしてしまう場所。そんなエレファントストーンらしい世界観を表現するために、『ELEPHANT CIRCUS』というイベントが立ち上がりました。
15周年の軌跡を1年ごとに紹介する沿革パネル
サーカスらしい出し物として選ばれたマジックショーも開催(写真は空中浮遊)
15周年を彩る、サーカスという世界観。
イベント会場では、マジックショーや社員同士の対談企画を実施。さらに、社員それぞれの個性を活かしたコンテンツとして、占いの館やスパ、射的場なども登場しました。映像制作会社としての一面だけではなく、「こんな人たちが働いている会社なんだ」という人間的な魅力まで体験できる空間。来場者をもてなすだけでなく、エレファントストーンという会社そのものを楽しんでもらうためのイベントでした。
私たちランニングホームランは、
・イベント企画
・ネーミング開発
・キービジュアル開発
・キャッチコピー開発
・イベント企画アドバイス
・設営チームとの打ち合わせ参加
・会場視察
・配布パンフレット制作
・15年の沿革パネル制作
・ノベルティシール制作
・会場ポスター制作
・会場マップ制作
などを担当しました。
サーカス団のようなキービジュアル。
今回のプロジェクトで象徴的だったのが、サーカスの世界観を表現したキービジュアルです。エレファントストーンの象のモチーフから着想を得て、多様な動物や人々が集まるサーカス団を描きました。イラストを担当いただいたのは、ありがとう株式会社の鈴木寅純氏。賑やかで楽しく、それでいてどこか不思議で個性的。エレファントストーンらしさと、周年イベントらしい高揚感が共存するビジュアルが完成しました。会場装飾からパンフレット、ポスターに至るまで、この世界観がイベント全体を包み込む役割を果たしました。
サーカスの裏側を伝えるパンフレット。
来場者に配布したのは、約20ページにわたる記念パンフレット。私たちはこの冊子を、単なるイベントパンフレットではなく、「映画のパンフレット」のような存在として設計しました。イベントを楽しんで終わりではなく、その背景にある想いや制作過程まで持ち帰ってもらうためです。誌面では、イベント内で上映されたブランディングムービーの制作背景を紹介。そのムービーは、エレファントストーン社内で運用されている対話ツール「KACHINKO」を活用し、社員全員の声を集めながら制作されました。また、代表・鶴目さんによる約3万字にも及ぶインタビューの一部抜粋や、新たにスタートしたオウンドメディア「ZOOREL」の紹介なども掲載。15年の歴史だけでなく、その先の未来まで感じられる一冊になりました。
さらに、パンフレットの表紙裏には「未来への招待状」と題した特製チケットを貼付。イベントの終わりに手渡されることで、「楽しかった」で終わるのではなく、「これからも続いていく物語」を感じてもらうための仕掛けです。ちなみに、このチケットはイベント前日にRHRメンバーも集まり、一枚ずつ手作業で貼り付けました。その慌ただしさもまた、忘れられない思い出のひとつです。
想いを磨き、輝かせるブランディングムービー。
周年イベントのメインコンテンツのひとつとなったブランディングムービー。BGMは、コーネリアスの小山田圭吾氏が担当するという豪華な布陣でした。私たちは、その映像のコピーライティングを担当。監督でありエレファントストーン社員でもある安藤さんとともに、構成段階から議論を重ねました。人の想いがどのように形になり、磨かれ、輝きを放っていくのか。そのプロセスを、できる限り短い言葉で伝える。説明ではなく、余白を残しながら伝える。映像の力を信じながら、言葉を添える仕事でした。
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感謝を、イベントという形にする。
周年イベントというと、どうしても「会社の節目を祝う場」と捉えられがちです。しかし、私たちが感じたのは少し違いました。それは、15年間支えてくれた人たちへ感謝を伝えるための場だったということです。ドムドムバーガーとのコラボによる特製ハンバーガー。細部までつくり込まれた会場装飾。そして、エレファントストーンのマスコットキャラクター「パオン君」の着ぐるみまで。どの企画からも、「来てくれた人に楽しんでほしい」という想いが伝わってきました。長年ブランディングをご一緒してきた企業が、多くの仲間やステークホルダーに囲まれながら、このような大きなイベントを実現する姿を見ることができた。私たちにとっても、とても感慨深いプロジェクトとなりました。